② ウォーレン・バフェット おすすめ本
ウォーレン・エドワード・バフェット(英語: Warren Edward Buffett、1930年8月30日 )
⭐️まとめ
私の仕事は基本的に、とにかく多くの事実や情報を徹底的に集めること。そして時に、それらが何らかのアクションにつながるのかを考える。
投資は現物に限る。
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ウォーレン・バフェット氏は、投資家としてのキャリアをスタートさせた頃、毎日、本を600〜1000ページ読んでいた。
今でも、1日の80%を読書に費やしていると同氏は語る。
「私の仕事は基本的に、とにかく多くの事実や情報を徹底的に集めること。そして時に、それらが何らかのアクションにつながるのかを考える」と同氏は以前、インタビューで答えた。
「バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)のCEO(バフェット氏)は、ビットコインに『ユニークな価値』があると思えないと公で語ったことがあります。にもかかわらず、同氏は、全ての仮想通貨の根底にある技術、ブロックチェーンの可能性を指摘しています」
仮想通貨トロン(TRX)の創業者ジャスティン・サン(Justin Sun)氏は、仮想通貨に対して懐疑的な考えを持つことで知られるウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏と昼食を取る権利を、過去最高額の457万ドル(約4億9387万円)で落札したとツイッターに投稿した。
現在28歳のサン氏は、マンハッタンのステーキハウス「スミス・アンド・ウォーレンスキー(Smith & Wollensky)」で、バフェット氏と昼食を取る予定。サン氏は、仮想通貨産業のリーダー7人も招待するつもりだと述べている。
バフェットは、自分自身の投資は基本的に「現物」に限っているし、他の(一般)投資家が先物取引などデリバティブを行うことに関しては「危険」であると忠告している。
その理由はバフェットの師匠、ベンジャミン・グレアムが唱える「安全余裕率」にまでさかのぼる。グレアムが繰り返し教えるのは、投資を行うときには自動車のハンドルの「遊び」のような「余裕」が必要であるということである。
確かにレーシングカーのハンドルには遊びがないが、自動車レースはまさに「死」と隣り合わせの競技であり、一般投資家がそのような危険なレースに勝利するための技量とタフな精神力を兼ね備えていることはめったにない。
バフェットは、グレアムの話をさらに進めて、「先物取引とは、ハンドルに同心円状にナイフをくくり付け運転するようなものである」と述べている。確かに舗装された平らな道路を走っていれば、ハンドルのナイフのない場所を握って運転できそうだ。しかし、道路のどこかに穴が開いていたり、突然子供が飛び出したりしたらどうだろうか? 腕がちぎれてから後悔しても遅い。
また、万が一どうしても先物取引をしたいというのであれば、売りではなく買いを行うべきであろう。理屈は単純である。
例えばAというIT企業の株価が1万円であるとする。売り手の利益は1万円に限定されるが、損失は無限大である。逆に買い手の損失は1万円に限定されるが、利益は無限大である。普段は実際上それほど違いがないように思えるだろうが、リーマン・ショックややITバブルのような大相場がやってきたときにこの違いは決定的になる。
もちろん先物取引は行わない方が無難であり、買い手のメリットを享受したければ現物株(またはインデックス・ファンド)を買うことを勧める。バフェットは米国株に強気であり、私も日本株に強気だ。
「他人の意見は読まない」と同氏は続けた。
「我々が欲しいのは事実、考えるのはその後」
バフェット氏の考えを探るため、同氏が推薦する19冊の本を集めた。
『賢明なる投資家』ベンジャミン・グレアム
『証券分析』ベンジャミン・グレアム、デビッド・L・ドッド
『株式投資で普通でない利益を得る』フィリップ・A・フィッシャー
『ガイトナー回顧録 ── 金融危機の真相』ティモシー・F・ガイトナー
『破天荒な経営者たち ── 8人の型破りなCEOが実現した桁外れの成功』ウィリアム・N・ソーンダイク・ジュニア
『The Clash of the Cultures』ジョン・C・ボーグル
『人と企業はどこで間違えるのか?』ジョン・ブルックス
『投資家のヨットはどこにある?』フレッド・シュエッド・ジュニア
『マネーと常識』ジョン・C・ボーグル
『Poor Charlie's Almanack: The Wit and Wisdom of Charles T. Munger』ピーター・カウフマン編
『投資で一番大切な20の教え ── 賢い投資家になるための隠れた常識』ハワード・マークス
『Dream Big』クリスティアン・コレア
『First a Dream』ジム・クレイトン、ビル・レザフォード
『ウォール街の大罪 ── 投資家を欺く者は許せない!』アーサー・レビット
『核テロ ── 今ここにある恐怖のシナリオ』グレアム・アリソン
『The Making of the President』セオドア・ホワイト
『Limping on Water』フィル・ビュース、K・C・シュルベルグ
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイは銀行株急落の中で金融株の保有を拡大する一方、アップル株の保有を減らした。